市消防署では、10月28日、29日の二日間、藤岡町渡良瀬運動公園にて職員延べ56人が参加し、栃木県消防防災航空隊との合同訓練を実施しました。
この訓練は、山間地など地上消防隊が活動困難な地域で火災が発生したことを想定し、防災ヘリの特性を活かし迅速かつ有効な消火活動を行うことを目的としています。
防災ヘリによる空中消火に必要な消火用水を、消防ポンプ車から防災ヘリのタンクに中継送水する連携活動の確認を行いました。
また、「ヘリコプターテレビ伝送システム(通称:ヘリテレ)」を活用することで、上空から延焼状況や赤外線カメラによる熱源の確認を行い、地上消防隊と連携して火災の早期鎮圧・鎮火を図ります。
今回の消防防災航空隊との訓練により、空と陸の連携がより一層強化されました。
空気が乾燥し、火災が多くなる季節を迎えました。
山火事などの林野火災は消火に必要な水の確保が困難であるほか、延焼拡大するスピードが非常に早いです。
火の取り扱いには十分気を付けましょう。
消防ポンプ運用訓練
中継用ホース延長訓練
ヘリテレ受信訓練
防災ヘリ離着陸誘導訓練
防災ヘリによる空中消火訓練