令和3年中に栃木市内で発生した69件の火災のうち、原因がたき火によるものが15件、火入れによるものが12件発生しており、出火原因の大部分を占めています。
たき火による火災のほとんどが、「少しくらいなら大丈夫だろう。」「火災になることはないだろう。」「放置しても問題ないだろう。」といったちょっとした油断から発生しています。
ゴミを野外で焼却することは禁止されていますが、たき火や農業や林業を営むためにやむを得ない場合、日常生活を営むうえで通常行われる軽微な焼却であっても、消火する準備を十分して、実施中はしっかりと監視し、終了後は完全に消えているかを確認しさらに時間をおいて今一度実施箇所の安全の確認を必ず行ってください。
また、冬場は風が強く空気が非常に乾燥しているため、たき火などの火の粉が飛び思いもよらない場所に火が着いてしまうことが考えられます。ちょっとした注意で防げるたき火、火入れによる出火を無くしましょう!