ゴルフプレー中に心肺停止状態となった救急事案において、胸骨圧迫及びAEDを使用した救命処置を行うとともに、冷静沈着な救命リレーとゴルフコース内グリーン脇にドクターヘリが着陸することができたことにより、傷病者の社会復帰に貢献したもの。
令和4年11月10日(水曜日)13時40分頃、栃木市小野口町地内あさひヶ丘カントリークラブの支配人である篠原氏は、お客様がゴルフプレー中に突然意識をなくし倒れたと聞き、ゴルフ場クラブハウスからAEDを持って行き、救急隊到着まで迅速且つ的確な胸骨圧迫及びAEDを使用した心肺蘇生法(除細動3回実施)を継続した。
この方は、救急隊到着後まもなくして自己心拍及び自発呼吸が認められたため、ドクターヘリによる早期医療介入が不可欠なことから、ゴルフ場関係者の協力によりゴルフコース内にドクターヘリの着陸が可能となった。
そして、バイスタンダー(注1)により迅速な救命活動が行われ、冷静沈着な救命リレーとドクターヘリが現場の直近に着陸できたことで、早期に医師の介入が可能となり、一連の「救命の連鎖」が途切れることなく繋がったことにより、傷病者の社会復帰に大きく貢献した。
※(注1)バイスタンダー・・・けが人や急病人が発生した場合、その場に居合わせた人のこと
【感謝状贈呈式の様子】
【感謝状贈呈式後の記念撮影】