令和6年6月19日(水曜日)、宇都宮市の栃木県消防学校において、栃木県下の消防職員の代表隊員が平素鍛えた消防救助技術の成果を発揮し、併せて県下消防職員の救助技術の向上と各都市相互間の防災連帯意識の高揚を図ることを目的に、栃木県内の消防局・消防本部から約290人の消防職員が集まり、第49回栃木県消防救助技術大会が開催されました。
栃木市消防本部からは署内選考を突破した30名の職員が、ロープブリッジ渡過、はしご登はん、ロープ応用登はん、ロープブリッジ救出、ほふく救出の計5種目に出場し、はしご登はんで入賞、ほふく救出においては、昨年度の大会に引き続き、2年連続の優勝をすることができました。
県大会で優勝したほふく救出チームは、今年8月23日(金曜日)に千葉県市原市で開催される第52回全国消防救助技術大会に出場いたします。栃木県の代表として、これからも訓練を重ね、さらに救助技術を磨き、良い報告ができるよう努力してまいります。
3人(要救助者を含む)1組で、2人が煙道後方10メートルの位置からスタートし、空気呼吸器を装着して確保ロープ及び小綱を両足首に結着した後、8メートルの煙道を検索して、要救助者を屋外に救出し、2人が協力して要救助者を搬送するまでの安全確実性と所要時間を評価する競技です。
塔前5メートルの位置からスタートし、自己確保の結索を行った後、垂直はしごを15メートル登はんし、その安全確実性と所要時間を評価する競技です。
栃木市消防本部は、職員一丸となり、日々訓練を重ね、市民の皆様の安全・安心を守れるよう努めてまいります。