栃木市紹介
栃木市は、平成22年(2010年)3月29日に、栃木市・大平町・藤岡町・都賀町の1市3町が合併して誕生しました。
平成23年(2011年)10月1日には、西方町と合併し、平成26年(2014年)4月5日に、栃木市と岩舟町が合併しました。
栃木市の位置と地勢
本市は、栃木県の南部に位置し、東京から鉄道でも、高速道路でも約1時間の距離にあります。
南北約33.1km、東西約22.3km、面積331.50km2で、壬生町、小山市、野木町、佐野市、鹿沼市などに接しており、また、茨城、栃木、群馬、埼玉の4県の県境が接する稀有な地域でもあります。
地勢としては、新市の西に「三毳山(みかもやま)」と「岩船山(いわふねさん)」、中央には「太平山(おおひらさん)」を中心とする太平山県立自然公園が広がり、南にはラムサール条約登録地である「渡良瀬遊水地(わたらせゆうすいち)」など県南のシンボル的な自然景観を有しています。
さらには「渡良瀬川(わたらせがわ)」、「思川(おもいがわ)」、「巴波川(うずまがわ)」、「永野川(ながのがわ)」「三杉川(みすぎがわ)」などの豊かな河川が新市域を流れています。また、北東部から南東部にかけては関東平野に連なる平坦地が広がり、県内有数の農業地帯でもあります。
市においては、豊かな自然環境を活かした観光振興や、農産物などを活用した地域ブランドの活性化によるまちづくりの推進が期待できます。
交通
本市は、南北には東北縦貫自動車道に、佐野藤岡IC、栃木ICを有し、東西には北関東自動車道が通り、都賀ICを有しています。この2つの高速道路を、群馬方面からは岩舟ジャンクション、茨城方面からは栃木都賀ジャンクションが結び、物流の効率化や地域経済の発展に貢献する交通の要の地域であると言えます。
また、南部には、群馬、栃木、茨城を結ぶ一般国道50号が東西に通り、北部には一般国道293号線が通るなど、県内外とのアクセス性に優れた道路網を形成しています。
地域間を結ぶ主な道路としては、南北に主要地方道栃木・藤岡線、一般県道栃木環状線、主要地方道宇都宮・亀和田・栃木線(例幣使街道)、東西に主要地方道桐生岩舟線及び岩舟小山線(旧国道50号)があります。近隣自治体などとの広域的なアクセス性の向上として、都市計画道路小山・栃木・都賀線の早期開通が望まれます。
公共交通では、東武日光線、東武宇都宮線、JR両毛線の3路線、12駅があり、市内や近隣自治体への通勤通学の足として、また、東京・埼玉方面への交通手段として充実した鉄道網となっています。
このように新市を中心として、東西南北全方向に交通網が形成されており、交通の結節点として拠点性を発揮することが期待できます。
栃木市章
デザインコンセプト
緑色の4本のラインは「自然」、「歴史」、「地域」、「人」を表し、青色はこれらがひとつとなった大河の流れを、その先にあるオレンジ色の円は輝かしい未来と人々の情熱を表しています。いままでの歴史を受け継ぎ、明るい未来へと続くイメージを栃木市の「と」の文字をモチーフに表現しました。
※ 市章は、平成22年10月2日に開催された合併記念式典で発表されました。
市の木・花・鳥・歌
市の歌「栃木市民の歌~明日(あす)への希望~」作詞:麻衣/作曲:久石譲
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参考データ
項目 |
数値 |
県内順位 |
出典 |
|
---|---|---|---|---|
人口 | 155,549人 |
3位 |
令和2国勢調査 | |
面積 |
331.50平方キロメートル |
8位 |
令和4国土地理院 | |
商業 | 事業所数 | 1,527所 |
3位 |
平成26商業統計調査 |
年間商品販売額 |
2,776億5,800万円 |
4位 |
平成26商業統計調査 | |
工業 | 事業所数 | 378所 |
5位 |
令和3年経済センサス-活動調査 |
製造品出荷額等 |
10,649億5,501万円 |
2位 |
令和3年経済センサス-活動調査 | |
農業 | 総農家数 | 4,403戸 |
2位 |
2020年農林業センサス |