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栃木文化会館施設整備基本計画を策定しました

印刷 大きく印刷 更新日:2024年5月31日更新
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 栃木文化会館については、令和4年度に策定した「栃木市文化会館再編等に係るロードマップ」において、長寿命化を図りながら中長期的に使用することとし、そのために必要となる施設改修及び設備更新を行うため、大規模改修を実施する方針を示しました。
 大規模改修に向けては、建物及び設備の劣化状況調査を行い、必要な改修項目を抽出し、建築物のライフサイクルコストを踏まえた改修内容等の検討を行うとともに、利用者の利便性向上のための機能向上についても検討を行いました。
 本計画は、これらの調査・検討結果を基に、建物及び設備の改修事項、概算事業費や概略工事工程表、事業手法などを定めるため、策定するものです。
 また、本計画では、利用者の利便性向上のための機能向上及び脱炭素化等の諸課題についても取組むこととします。

現状と課題

 栃木文化会館は昭和58年に開館して以来、芸術文化団体や児童生徒の発表の場などさまざまな文化活動の拠点施設として、さらには講演会、式典、集会などの場として多くの市民に利用されていますが、建設から40年が経過し、劇場施設や舞台機構の老朽化が進んでいます。
 外装等に係る部分では、外壁タイルが各所で剥落し、屋上防水に関しては、防水層の劣化に伴い雨漏りが発生しています。
 その都度応急的な措置を講じてきたものの、安全性の確保及び提供するサービスの質の向上の両面から抜本的な改修が求められると同時に、環境への配慮から、高効率・長寿命機器の導入、再生可能エネルギーの導入など、SDGsの達成のためにライフサイクルコストの低減を意識した整備が求められています。 

改修に関する基本方針

 安全で使いやすい施設に改修することで、利用者ニーズに即した質の高いサービスの提供を目指すとともに、今後30年間の活用を目途とした改修及び設備の更新を行います。
 また、併せてSDGs及び脱炭素化の推進、ランニングコストの縮減等の諸課題への対応を図ります。

(1) 長寿命化の推進
 今後30年間使用するため、開館当時の機能まで回復させるための改修及び耐用年数を超過した設備の更新を行います。

(2) 安全確保
 災害等に伴い改正される基準に対応し、利用者の安全確保のための改修を行い、安心してご利用いただける環境整備を図ります。

(3) 文化施設機能の向上
 現在の文化施設として備えるべき機能等を整備する。質の高い芸術・文化の継続的かつ安定的なサービス提供のため、舞台設備(舞台機構・音響・照明)等の充実を図ります。

(4) 利便性の向上
 利用者に快適で使いやすい空間を提供するとともに、より多くの方々に文化活動を楽しんでいただくための施設整備を図ります。

(5) 社会・経済・環境問題への対応
 エネルギー効率向上や再生可能エネルギーの活用を通じ、持続可能な開発目標に貢献するための環境整備を図ります。ユニバーサルデザインの視点に立ち、すべての利用者が平等にかつ無理なく利用できる環境整備を図ります。

(6) ランニングコストの縮減
 持続可能な会館運営を目指し、ライフサイクルコストの適正化、節水や省エネルギー等が期待される設備への移行を図ります。

栃木文化会館施設整備基本計画

栃木文化会館

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