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≪報告≫キックオフ・プロジェクト とちぎを藍で染める―最終回 藍の種の収穫―を開催しました

更新日:2022年11月18日更新 印刷 大きく印刷
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​≪報告≫キックオフ・プロジェクト とちぎを藍で染める―最終回 藍の種の収穫―を開催しました

11月6日(日曜日)にキックオフ・プロジェクト とちぎを藍で染める―最終回 藍の種の収穫―を開催しました。
とちぎを藍で染めるの連続ワークショップも遂に最終回。
今回は、5月に種を植えてこれまで育ててきた藍の種を収穫しました。

まずは、藍CREWのみなさんとキックオフ・プロジェクト成果展「とちぎを藍で染める」を見に行きました。
自分たちで作った作品がどんなふうに飾られているのか、みんなわくわくしながら展示室に入ります。

美術館のエントランスで話を聞く藍CREW


展示室Bで開催中のキックオフ・プロジェクト成果展「とちぎを藍で染める」は藍をテーマに、「過去」「現在」「未来」の3つの時間軸で構成されています。
「過去」では、藍に関する歴史や文化、文学との関係、 藍草による染色方法などの紹介、
「現在」では、各回のワークショップに参加した方たちの作品とその活動概要の展示、
「未来」は、食材としても注目されている藍について、先進的な取り組みとその可能性についての紹介、となっています。

藍CREWのみなさんは自分が作った作品をじっくり見学していました。
制作した時の思い出がよみがえってきたようで、その時の思いなども話してくれました。

展示室Bで自分たちの作品を鑑賞する藍CREW 展示室で自分たちの作品を鑑賞する藍CREW


展示見学の後は、ついに藍の種の収穫です。
夏までは青々とした葉が茂っていた藍ですが、ワークショップの日は種がたわわに実っていました。
名取先生(國學院大學栃木短期大学准教授)から藍の種の収穫について教えていただきながら、茎ごと種を収穫していきます。

藍の種を収穫する藍CREW 藍の種を収穫する藍CREW

 

種が収穫できたら部屋に戻り、種の保管方法や種を蒔く時期について教わりました。
藍はドライフラワーにして、種を蒔く時までお部屋のインテリアとして飾っておいても良いそうです。
ビンに入れて保管するのも一つの方法です。

種の保存方法について教えて下さる名取先生 ドライにした藍とその保存方法 藍のドライの額装


最後に、藍CREWの方々に連続ワークショップに参加した感想をうかがいました。
春に種蒔きした際の種を少し家に持ち帰り、家で育ててご自宅でも栽培して葉を収穫し実際に染色を行った方や、茎を水につけて育て元気に育った株をお知り合いの方に分けた方など、ワークショップの中だけにとどまらず、いろいろな広がりのお話がうかがえたのがとても印象的でした。

感想を話してくれた藍CREW 感想を話す藍CREW


美術館のコンセプトである、「みんなで楽しみ・広め・創るミュージアム」にぴったりのワークショップになりました。

キックオフ・プロジェクト「とちぎを藍で染める」の連続ワークショップはこれで終了となります。
ワークショップにご参加いただきました藍CREW、そして一般参加者の皆様、誠にありがとうございました。
このプロジェクトの成果展は、令和5年3月5日まで開催いたします。
皆さま無料でご覧いただけますので、ぜひお越しください。


★第1回(5月5日)のワークショップの様子についてはこちら
★第2回(6月12日)のワークショップの様子についてはこちら
★第3回(7月3日)のワークショップの様子についてはこちら
★第4回(7月24日)のワークショップの様子についてはこちら
★第5回(8月7日)のワークショップの様子についてはこちら
★第6回(8月21日)のワークショップの様子についてはこちら
★第8回(9月11日)のワークショップの様子についてはこちら
★第9回(10月2日)のワークショップの様子についてはこちら

※第7回のたたき染めは諸般の理由により、中止となりました。