令和最初の実績報告会が、令和元年6月16日、惣社町の国府公民館、大交流室にて行われました。
今回は平成30年度に補助を受けた29団体によるもので、集まった市民や他の活動団体の方々を前に、それぞれの一年間の市民活動について報告を行いました。
今回から、参加者は自由に会場を周り、自分の気になる団体の報告を見て回れるよう、報告会の形態を大きく変えました。これを機に、以前より注目していた他の団体と、交流の糸口を見つけた参加者・団体もあったようです。
今回の報告会では、たくさんのご意見やお問い合わせをいただきました。これらを活かして、次年度は更に有意義な報告会になるよう、地域づくり推進課では改善を進めてまいります。
とちぎ市民活動補助金審査委員会では、優れた活動や発表を行った団体に対し、「とちぎ夢ファーレ☆きらり賞」の認定を行っております。
令和最初となる今回は、「田村律之助顕彰会」(代表 鈴木廣志様)が選ばれました。
同会は、栃木市大平町出身の農学者、田村律之助に焦点を当て、その偉業を世に知らしめるため活動しています。全国でトップの二条大麦の生産量を誇る栃木市ですが、意外とその事実は、市民をはじめ、知られていません。
この地の麦栽培の礎を築いた律之助を知ってもらうため、地域の小学生を含む協力者を集め、麦を栽培。それを元に、今年はビールの醸造・販売まで事業を進めました。そして、この売上による利益は、栃木市太平山にある「田村律之助の胸像」を、かつての「全身像」姿に戻すために充てられる予定とのことです。
また、惜しくも「とちぎ夢ファーレ☆きらり賞」受賞には届かなかったものの、優れた活動との評価を得た団体として、以下の3団体が選ばれました。
・子育て支援クラブ あくあとちぎ(発達障がい児とその家族のケア活動)
・とちぎ高校生蔵部(市内外の高校生による合同文化祭の開催など)
・B∞k・Ring(「本がつなげる、世代を超えたコミュニケーション活動)