全国の消防吏員全体に占める女性の割合は約3.5%(令和5年4月1日現在 総務省消防庁調べ)と、まだまだ少ない状況ですが、近年、住民サービスの向上などの観点から、女性消防吏員の更なる活躍が求められており、全国の消防本部で女性消防吏員の活躍を推進しています。
栃木市消防本部では、6名の女性消防吏員が勤務しており、消防・救急業務などの現場活動や、予防課、警防課などの本部事務で多様化する市民のニーズに応えるため、日々の業務で活躍しています。
栃木市では「栃木市職員 笑顔の子育て&女性活躍サポートプラン」を策定し、女性に限らず、全ての職員のワーク・ライフ・バランスの実現を図ると同時に、本市で働く女性が自分らしく活躍できる職場環境を整え、ひいては組織全体の活性化を目指しています。
また、今年度には栃木市消防署が開署となり、女性専用のブースが新しくなりました。現在は、栃木市消防署、岩舟分署の1署1分署で女性吏員が勤務しています。
このように、栃木市消防本部では女性消防吏員がソフト・ハード両面で働きやすい職場環境の整備に取り組んでいます。
栃木市消防署
仮眠室
仮眠室はプライバシー保護のため、専用区画になっています
栃木市では出産・育児に関して様々な制度があります
・産前・産後休暇
出産予定日6週前から、出産の翌日から8週間
・育児休業
子が3歳に達する日までの期間
※育児休業中は、給料は支給されませんが、共済組合から育児休業手当金が支給になります。
・部分休業
小学校就学前の子を養育するときに、1日2時間の範囲内で勤務しないことができます。
・その他の制度
妊娠中または出産後の保健指導・健康検査、妊娠疾病のために勤務することが困難な場合、育児時間休暇、子の看護休暇などの出産・育児に必要な休暇・休業制度を利用できます。