栃木市の下水道は、家庭などから排出される生活排水と雨水とは別々に処理を行う「分流式下水道」を採用しています。
下水道法施行令第8条第4項の規定に基づき、雨水は下水道に流さないようお願いします。
正しい接続や誤った接続については下図をご覧ください。
正しい接続の例
屋根に降った雨水や、外水道の排水は下水道に流さずに宅地内に浸透させる。
誤った接続の例
屋根に降った雨水や、屋根のない外水道の排水を下水道に接続している。
また、宅地ますのふたが破損していて雨水が流入する恐れがある状態。
雨水の流入のため汚水がマンホールから溢れている様子
排水設備の改修工事の費用や浸透ますの設置費用は自己負担となりますが、できる限り早急に排水設備の改修工事をお願いします。
排水設備の改修工事については、栃木市排水設備指定工事店にご相談ください。
また、雨水浸透ますの設置に関しては、補助金もありますのでご検討ください。
※雨水浸透ますの補助金については、設置前に申請を行い交付決定を受ける必要がありますのご注意ください。
油分は冷えて固まり、固形物となって管の内部に付着します。この固形物が原因となり、流れが悪くなったり、管を詰まらせます。生ゴミなども同様に、管を詰まらせる原因となります。
また、油分の多い汚水は、処理施設や浄化槽の処理能力を低下させます。
油分で詰まった排水管
油分が流れ込んだマンホール
本管が詰まったことによる公共汚水マスからの汚水流出
など、油分やゴミを下水に流さないよう、普段から心掛けていただくようにお願いいたします。