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下水道に雨水や油分等を流さないでください

印刷 大きく印刷 更新日:2023年7月28日更新
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雨水を下水道に流さないように注意してください!

下水道の正しい接続と誤った接続の例

栃木市の下水道は、家庭などから排出される生活排水と雨水とは別々に処理を行う「分流式下水道」を採用しています。

下水道法施行令第8条第4項の規定に基づき、雨水は下水道に流さないようお願いします。

正しい接続や誤った接続については下図をご覧ください。

接続の例

正しい接続の例

屋根に降った雨水や、外水道の排水は下水道に流さずに宅地内に浸透させる。


誤接続の例

誤った接続の例

屋根に降った雨水や、屋根のない外水道の排水を下水道に接続している。

また、宅地ますのふたが破損していて雨水が流入する恐れがある状態。

雨水が下水に流れ込むと

  1. 家庭からの汚水が処理しきれなくなることがあります。
  2. 道路上のマンホールなどから汚水が溢れるなど、重大な事故につながる恐れがあります。
  3. 下水処理場で汚水を処理する費用は、皆さまからお預かりした下水道使用料が使われているため、処理する必要のない雨水が流入することで、下水道使用料の負担増につながります。

 

雨水が流入して汚水が溢れたマンホールの様子

雨水の流入のため汚水がマンホールから溢れている様子

誤った接続等を発見した場合の対応

排水設備の改修工事の費用や浸透ますの設置費用は自己負担となりますが、できる限り早急に排水設備の改修工事をお願いします。

排水設備の改修工事については、栃木市排水設備指定工事店にご相談ください。

また、雨水浸透ますの設置に関しては、補助金もありますのでご検討ください。

※雨水浸透ますの補助金については、設置前に申請を行い交付決定を受ける必要がありますのご注意ください。

 

油分やゴミを台所などから流さないように注意してください!

油分やゴミが下水に流れ込むと

油分は冷えて固まり、固形物となって管の内部に付着します。この固形物が原因となり、流れが悪くなったり、管を詰まらせます。生ゴミなども同様に、管を詰まらせる原因となります。

また、油分の多い汚水は、処理施設や浄化槽の処理能力を低下させます。

配管の油分の詰まり

油分で詰まった排水管

 

マンホール内の様子

油分が流れ込んだマンホール

 

汚水の流出

本管が詰まったことによる公共汚水マスからの汚水流出

 

こうならないために

  • 残った油はそのまま流さず、固めてから捨てたり、回収してもらうなどして処分する。
  • 食器などについた油分は、拭き取ってから洗う。
  • スープ類等の残りはそのまま流さずに、布などでこしてから流す、紙などに吸わせるなど工夫して処分する。
  • 野菜クズなどのゴミ、異物を流さない。
  • トイレではトイレットペーパー以外の水に溶けない紙や紙おむつなどは流さない。
  • グリーストラップのような油分を分離する装置がついている場合は、装置の維持管理をしっかりと実施する。
    ※グリーストラップをご使用している方へ

など、油分やゴミを下水に流さないよう、普段から心掛けていただくようにお願いいたします。

油は流さないようにしましょう鍋はよく拭いてから洗いましょう